『芸能人がPRすることによって信頼が向上』アメブロの芸能人・有名人ブログ向け資料 Media Guide がアレだった。

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コンプガチャ問題は随分と鎮火されてきましたが、消費者庁からのてんやわんやな感じで、いたちごっという名のしのぎを削っておりますね。一方、随分と消火され気味のステマ(ステルスマーケティング)の方も景表上問題があるとの指摘がされたりと、ちょっとだけ動きがあるようです。

 

さて、アメブロの芸能人・有名人ブログ向け資料 Media Guide のステマがすごいというタレコミを頂きましたので、今更ですけども検証してみました。

 

【PDF】Ameba 芸能人・有名人ブログ 2012.4-6 Media Guide

芸能人がステマ?何それ?

PV数が稼げる芸能人のブログを利用して、企業の商品などを紹介する仕組みです。

 

例えばステマ!ステマと話題(トレンド)になったのは

 

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ほしのあき、小森純など、アメブロ芸能人がペニーオークションで続々落札? 2ちゃんねるコメントNEWS/ウェブリブログ


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ペニーオークションを紹介したアメブロ芸能人の日記の魚拓リンクまとめ・削除「ほしのあきブログ」見れます - NAVER まとめ

 

うちのブログでも何度か紹介させてもらった絶対に落札できないペニーオークションが有名なお話ですね。

 

ヤスオク閉鎖!サクラやボット、出会い系よりも悪質なペニーオークションを注意喚起も含めて書いてみた。|楽しければいいのです。

 

商品を簡単に落札し、ゲットした商品をブログで紹介!ダブルピースして ⇒ そのサイトを紹介するという流れです。('A')

個人的には一番の被害者は知らず知らずに自身のファンを巻き込んでしまう自分自身(もちろん信者のファンもね)だと思うのですが、とにかく、このように芸能人が紹介した商品であれば間違いないだろうと購入する情弱を捕まえて商売する非常にうまい客寄せパンダ商法こと、芸能人によるステマのお話です。

実際に芸能人・有名人に頼むといくらかかるの?


アメブロのMedia Guide というPDFがいまだにアップされております。契約内容をおおぴらに公開する事でステルスマーケティングというのを退避しているように感じますけども、当のブログの読者に「この記事はPR記事です」と伝わらなければ無意味なんですよね、(消費者庁の改正指針によればかつてのスパムメール規制(未承諾広告※)のように【PR】等の表記するのが望ましい)


(4) 景品表示法上の留意事項
○ 商品・サービスを供給する事業者が、口コミサイトに口コミ情報を自ら掲載し、又は第
三者に依頼して掲載させる場合には、当該事業者は、当該口コミ情報の対象となった商品・サービスの内容又は取引条件について、実際のもの又は当該商品・サービスを供給する事業者の競争事業者に係るものよりも著しく優良又は有利であると一般消費者に誤認されることのないようにする必要がある。
(口コミサイトと書いてありますけど、ブログも含まれるそうです http://www.caa.go.jp/representation/pdf/120509premiums_1.pdf 6ページ下)



というわけで、アメブロの資料pdfは複製が禁止の為、もしかしたら削除される可能性がありますのでお早めに

2011年1月(丁度ステマ問題の頃の魚拓)
http://mediaguide.ameba.jp/pdf/2011_1-3_ameba.official.pdf - 2011年1月25日 03:50 - ウェブ魚拓

2012年4-6月の Media Guide の資料
http://mediaguide.ameba.jp/pdf/2012_4-6_ameba.official.pdf

 

今回の資料は今月号でございます。

(中身について画像付きで説明しようと思ったのですが、資料の中に著作権表示が書いておりましたので、一部ボカシを入れさせてもらっていますー)

 

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最新の資料には以前と変わらない流れが掲載されております。アクセスが多い著名人が商品やらサービスの情報やらを紹介しますよーとの事。

 

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はい、4ページ目あたりにはM社という会社が面白い統計をとっていますねー。もうね、信頼とか拡散力があるとか、どうかと思うけど本当の事なのだよね。

 

んで、5ページ目は芸能人が商品をブログ上で紹介した場合のブランディングや流入の方法が丁寧に図解されております。なんだこれ・・・('A')

 

PDFを見て頂くとわかる通り、1回の依頼金額が想像の上をいって笑いました、このくらいの相場は当たり前なのでしょうかね。w 記事内容の指定はできないと書いてはおりますが、この金額を払ってぼろくそに書く事務所はないのでしょうから、ある程度クライアント側からの意向を反映させる為に事務所側はタレントへ文言を指定している気はします。

タレントは知らずに自身のファンを人柱にして商品をPRするわけですな。


8ページ目以降はとにかく、芸能人がPRすることによって信頼が向上と強調されている点が目立ちはじめます。

というか、これが終始に違和感を感じる点なのですよね。

著名人に紹介される事でブランディング向上や集客アップは確かな事ですけども、CMなどのタイアップや企業のイメージキャラクターとは全く別物の考えだと思うのです。

 

単純な話、有名人や著名人が自身のブログに執筆されるだけであって、言及したライターでもなければ、タイアップやイメージキャラクターでもないと思うのだよ('A')芸能人・著名人と握手している写真とかと同じ臭いがしてしょうがないのです。

 

さて、10ページ目以降ですがステルスマーケティングでどの程度拡散されるか、そして芋づるでどこまで釣れあげられるかそんなお話になっております。w

まとめ

芸能人に記事を書いてもらうという行為は否定しませんし、むしろWEBを積極的に活用して活路を見出す芸能人もいるのでしょうから『もっとやれ!』くらいの応援したいところではあります。しかしですね情報弱者な消費者を釣りあげる為の心理など、全てにwinwin な関係とはいいがたい仕組みには首を傾げてしまうのです。

 

もうね、消費者庁の突然の法改正『この記事は企業からお金をもらって執筆しています』という表記を義務づけることぐらいしてもらいたいです。

 

一般人にやらせで

『へーすごいですね』

っというよりも

 

有名人・著名人にやらせで

『へーすごいですね』

っと言わせます。(費用はこちら)

 

みたいな感じですかね。アメブロだけに限ったことではないとは思うけれど、こうもおぴっらに資料が公開されているのは何ともいえないですね。

有名なWEB屋に商品PRしてもらえたら、信頼あるサービスなんだろうと認識されるらしいとお話を聞いたことがあるけれど、、('A')ノおしまい。