【日本株取引・デイトレ】はじめたい人や個人投資家さんに向けて取引する前に読んで欲しい6つの事
リアルが本当に忙しくなりまして、日本株現物取引の前線から退ぞいてから数年が経ちました。ジェイコム誤発注・村上ファウンド・ライブドアショック・NEO・リーマンショック・とデイトレーダーがメディアに取り上げられていた時代、本当に全盛期だったのだなぁと感じる一方、自己破産や行方不明になった人も少なくはありません。(知人含み)
今、どのような銘柄が注目され日経平均と為替はどのように変動し、日足はどうなっているのか?などは見なくなりました。目に入る情報程度はチェックはしているのですが、最近の売買金額減少や改正法などを読むと日本の経済は本当に不安なのだと感じます。
前置きが長くなりましたが、久々に昔書いた記事を読み返していたら、今でも大事だなと思うような内容が書かれていたので、付け足しながらと書いてみた感じです。
その前に、月の取引手数料が20万近くいった時、初めてIPOが当たった画像です。(記念)当時は宝くじみたいな感じでしたから、連日S高は笑いが止まりませんでしたが、今はどうなっているのでしょうか・・・
日本株取引・デイトレを始める方、参入しようと考えている方、そして現状やっている方、それから深みにはまってしまいどうしようかとここにたどり着いた方、susi-paku が偉そうに書いてますが偉くないので太字だけ読んでみてくださいね。
<< 短期できずして長期ならず >>
株の取引は、短期・中期・長期 という3つのカテゴリに分類されていると思います。デイトレの枠を入れたら超短期とかも含まれるような気もしますが、第三者に株の取引きスタンスは?っと聞くとこの3つに属しているはずです。
そして、そんな質問をすると 多かった方の答えはこんな感じです。
「この銘柄は長期ホールドしてます」
ほとんど、買値よりも下げたために、結果として長期に変わった場合です。
わかるんですよ、 押し目できず必然的にホールドしてしまったケース・・・
先行き不安な長期スタンスは極めてリスクが高いと言っているわけではなく、長期ホールドと言っている人ほど長期の意味ってそんな意味なのか?っと
個人投資家レベルでは資金(余力)ギリギリで自信を持って買った銘柄がいつの間にか押されてしまい、カット所を失ってから、売るに売れなく上げたと思ったら買値までというのはよくある事です。買値まで戻ったのだから売ればいいというのは他人事、実際取引した人間であればあるほど、買い増しを考えたり更に上がるだろうと根拠のないホールド等の欲が出るんです。
例えばこんな相場があったと仮定します。とある銘柄が特に材料もなく相場の影響で40万が32万まで、10日間続落で押されていました。29万が年安だったので、3万下げれば安値更新となる、どこが節目かを見極める必要がある難しい相場でありチャンスでもある相場です。人間心理として、ここまで押されているのであれば何か不安材料が発表されるのではないか?など様々な情報収集を経て、打診買いを行います。短期取引であればここは反発も狙い、30万という切りがいい節目と、年安の29万という節目がそれにあたり、ここを崩されたらマネーゲームが始まると仮定するわけです。
もちろん、30万に蓋がしまっているかそれが見せ板なのか、前日の動きはどのように売買されていたのか、夜間取引はどのような形だったのか、仕手の動きなどを確認することは当然です。
これが、短期取引なわけです。(というのも、もっぱら自分が短期取引だったから)
前置きが長くなりましたが、短期=リスクは少なくすみます。だからと言ってリターンが少ないわけでもないのです。後述する少数派取引でも書きますが、株を誰かが売れば株価は下がり、誰かが買えば株価は上がります。
1で買って10になって売れれば最高のリターンですが、5で買って8で売ることも4で売ることもできる=短期でリスク管理が行えるようになるという事なんです。
短期できずして長期ならずって、資金が減っても大丈夫!なら問題はなんらありません。しかし、ほとんどの方がこの銘柄はきっと上がる!と夢を見ているのではないでしょうか?
長期取引では回避できないリスク、関東大震災、富士山噴火、テロや世界同時株安、検察が強制捜査など、上げる要因よりも下げる要因の方が高い事を今一度認識して長期ホールドという意味を再確認するべきだと思うんですね。
実際にリーマンショックは信用取引していた人間がどん底に落ちていました。
長期保有している間に他のおいしい銘柄を捨てていますし、長期ばかりの取引は相場観がなくなってしまいます。
パチンコしている人がその台に何万も何万も投資して、偶然隣に座った人が千円でBIGを引くことなんてよくあります。
最初から長期を選択する取引スタンスは非常にリスキーでもっとも難しい投資方法だと私は考えています。
<< それが運なのか、それとも実績なのかの判断 >>
1.相当な利益をあげている第三者が推奨している銘柄をあいのりして買ってみたが結果的にマイナスをしてしまった。
2.RSI、板の状態、日足、などを考慮して数日間ずっと銘柄を監視しながら、
買いのポイントを定めて買うが、日経の暴落にあいマイナスしてしまった。
前者が運でのロス、後者が実績でのロスです。
あまりにもあたりまえの事を書いてつまらないですが
運で買った銘柄が上がり利益が出ようとも、その人のプラスはお金の収支だけです。有料でも無料でも、第三者が推奨していた銘柄を買うにあたり買いの時期、売りの時期まで的確に指示しているのであれば別ですが、そんなリスキーな情報屋みたことありません。w
また、推奨銘柄をあいのりして買うと、高値近辺での売却ができません。ましてや、最悪のケースとして、下げた場合はその人ももっているからという変な自信が発生=死亡フラグ そんな人が沢山いましたね。
まずは自分の力のみで考察して、見定めた銘柄を偶然誰かが推奨していた程度に思うべきです。
運の取引きは本当に取引をダメにします。一時的に儲かったとしても、それでやめられるわけがないのですから・・・
第三者の情報は二の次であり、伴う買いは自分の力で!
負けている時ってどうしても、第三者に依存してしまうんですよね。わかります。
某投資顧問とか本当にひどいもんですよ。
今一度、自分はなんでこの銘柄を買おうとしているのか?という当たり前のことを常に持っているのは大事ですね。それで負けても実績なのですから。
<< 人と全く逆な事をするべき、少数決の取引 >>
下がってきたのでみんなが買いたいといえば株価はあがりますが、そのみんなが利益が出たから売りたいとなれば株価は下がります。相場というのはそういうもんですし、人間の感情と同じように思います。
当時の板では、まだまだ下げるというネガティブな板ほど、買いであり
今後この銘柄は爆上げするという銘柄ほど、売りでした。
買い板支えがあるから株価は下がらないではなく、買い板支えがあるから株価は徐々に下がり、売り板が厚いから株価は上がらないではなく、売り板が厚くなったので買いの展開だと昔はしょっちゅう言ってました。(成行以外の展開で)
自分はこれをフェイク相場って呼んでましたね。(短期だとこれが儲かる)
(当時のマネパの板形成)
例え薄利でも、その時の板を見極められた実績だけは残りますし、欲を取り除けばいくらでも売れます。当時はあれほど売買取引がされていたにも関わらず、新高値を更新する銘柄と新安値を更新する銘柄では後者の方が圧倒的に多いのです。新高値を出しているのが株式相場で勝っている割合で、新安値を出しているのが株式相場で負債をしている人の割合だったんだと思います。
だからバブルの頃はこれが逆転していたのですから。
<< 上げたら買うな!人より先に売れ!1円でも利益! >>
・上げたら買うな!
買い上がりは1億円でも2億円でも上限がありません、(そのうち株式分割されますが)基本的に青天井です。当時のマーケットメイク銘柄とかアホみたいな事になっていました。しかし、売りは下限が限定されています。
そうです、最低でも1円以下にはならないようになっているのです。
上がった銘柄を追いかけると、本当に痛い目にあいます。
特にデイトレにおいては、機関との戦いよりも個人投資家同士の戦いになるわけですから、仕込めなかったのであればここは潔く、傍観するべきです。
下げたら買う我慢と忍耐をつけるようにしましょう。
監視中にあがってしまったらそれはそれでしょうがないとあきらめるべきです。
・人より先に売れ!
上がっている時はニコニコしながら、ある程度売り板が厚くなりはじめると
『そろそろ、売らないとまずいかなぁ・・・』
「あぁ・・買値まで押されたぁぁ・・・』
という展開を経験したことがありませんか?取引していると一度はこの経験があるはずです。一度に全部売却することはないので、薄利売りをするべきなんですが、
人より先に買うのは難しいですが、
人より先に売るのは意外と簡単です。
感情が入れば入るほど実行することができないのが株取引なんです。
弱肉強食、食われる前に逃げろという事ですね。
・1円でも利益!
その日の取引が数千万円にのぼったとしても、結果として1円でも利益が出れば、その日の取引は十分だと思うべきです。要するに利益が出て終わるのか、利益が出ずに終わるのかその事自体が非常に大事な事なんです。
(って当時、友人にこの事を熱弁したら今でも実行しているらしく驚いた)
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っと言う感じで、当時を思い出したので書き出させてもらいました。
現在はどのような相場形成しているのか、わかりませんが
これから、株取引される方など賛否両論かとは存じますが少しでも自分の経験が取引にプラスになれれば幸いでございます。
ここから、余談、当時はこんな取引の人が多かった。。
<< 嫌な事は後回し、目先の欲だけを追い求める >>
闇金ウシジマくんにも度々登場する、奴隷君達
借金を重ね、明日は勝てるという目先の欲で嫌な事(負債)を後回しにして依存してしまうというストーリー。
株でも同じような事が言えるところでしょうか、明日は上がるという欲、もしくは第三者から上がるという情報で欲を追い求め、実際の負債(または追証)を後回しにしてしまう、こつこつ勝ちを重ねても、このような思考では、パチンコに依存して借金を重ねているおばさんとなんら変わらないかと。
知っていますか?
日本で一番消費者金融からお金を借りる地域に通る電車の中吊り広告には
『多重債務の解決!』とかの弁護士の広告や
『消費者金融のCM』が多数ぶらさげられているのを・・・
弱者は強者に食い物にされているのです。