URL(ドメイン)から www を外したら収益も検索順位も下がった話
ウェブ屋のすしぱくです。('A')ノ 2019年はエンジニアでした。
さて、表題のとおり僕が管理するドメインには、基本的に www が付与されています。例えばフリー素材サイトぱくたそは、https://www.pakutaso.com/ となっています。
どうして www を付けているのか?っとこっちが付けない理由を聞きたいくらいですが、最近は www をつけないサイトが圧倒的に多いです。
一見すると「サブドメインですか?」「大草原」みたいな扱われかたをする www ですが、DNS設定を弄っている方々なら本来は www が正しい!と言って頂けるはずと老害みたいなことを言ってみます。
HSTSの影響でwww を外してみた結果
僕が運営するサーバー初心者向け構築紹介サイトPletkでこんな記事を書きました。
Plesk18 からSSL/TLS証明書でDigiCertSSL1.5+やOCSP Stapling が無料で設定可能|Plesk入門・サーバー構築のぷれつく
SSLの設定項目を紹介する内容ですが、その中にHSTS化をすることでSEOの観点から対策しておいたほうがよさそうという設定をしていると。
このように、www はサブドメインだから、www なしの状態で preload しろという警告が出てしまいます。
Googleの検索窓も www 表示なくなったのでこの機会に www なしで設定申請してみようかな。っとなりまして、記事中や設定をすべて、 www なしにして設定しました。
www なしにした瞬間広告がまっしろ
Google先生いわく、www ありもなしも検索には影響がありません
wwwあり/wwwなし、どちらを使用するか? | 海外SEO情報ブログ 鈴木さんもそう言ってます。
っという感じで楽観視しながらサーチコンソールも作り変えていたところ、アドセンスの収益がまったく増えていない現象に気づきます。
あれ、前日比で40%以上ダウンしてる・・・
あまりにもおかしいのでコードがミスっていたのか、再度新しく取得しても同じ状態。これはアレだと、アドセンスの サイト > サマリー からサブドメインを確認すると、www あり、なし(本来なし)で準備完了している。
これは www なしにした状態からなので、何度か別端末でサイトをチェックしていると、一部レスポンシブ広告が白紙の状態でまったく表示せず。再度更新すると稀に固定サイズが表示されるという有様。関連広告も全部ダメ。ただし、固定広告はほぼ表示されていました。
また、GRCの検索順位も軒並みダウン、ほぼ独占して1位取っていたワードも3-4位くらいまで落ちていました。何かサーバー側での設定をミスった可能性もありますが、改善できずアドセンス広告は最終的に70%くらいダウンしてしまい、このままだと死んでしまうというリスクの方が高く設定を見直す作業をやめて、www ありに戻したら、アドセンス表示の改善、収益も変更前にほぼほぼ直ったというのが現状でした。
たぶん、www が浸透しすぎてなしに変更した際のリダイレクトなどで一旦表示ができなくなっているのか、そういう理由からかは難しくてわかりません。
wwwありなしで悩んでいる方へ
ドメインを取得した直後 www ありとなしでは、どちらがいいのか悩む方は多いと思います。あとから設定(リダイレクト)すればいいやと思っている方、このようなトラブルになったという記事が検索できなかったので言わせてもらうと、最初に決めたら覚悟をもって貫けです。
こちらからは以上です。