amazonのアソシエイト画像を使って著作権侵害を気にせず、芸能人の写真をブログに使っても大丈夫なのか?
どうも!個人で写真素材サイトを運営している、すしぱくです。(‘A’)ノ
先日、ホッテントリーに香ばしいタイトルの記事があがっておりまして、
ブロガーの方はブログに色を加えるためにも、このサービスを活用してみてくださいね。著作権侵害をせずに、芸能人の写真を思う存分使える『ブログ用の写真検索さん』が凄い…
著作権侵害をせずに、芸能人の写真を思う存分使える『ブログ用の写真検索さん』が凄い!しかもクリックされれば自分の報酬にもなります。
とのこと。
とくに真新しさはなく、以前からちょこちょこ紹介されているサービス”ブログ用の写真検索さん”を使ってみたという内容なんですが、この紹介方法と利用方法が間違えたら完全にあかんやつじゃないのかと思いまして、アマゾンにお問い合わせをしてみました。
その返答を含みリーガルアドバイザーのフバタロウさんと倫理的な話をしたので、是非参考にしてください。
2014.10.22 追記しました。
サービス終了のようです。
超ショック!「ブログ用の写真検索さん」がお亡くなりになっただに! - みんな!ブロガーだよ!(仮)*
今回の問題となりそうな部分
「芸能人の画像は非営利ならブログに載せていいのでしょうか?」
という質問と回答を載せていましたね。許諾を得ていない場合は無論NGです。
うちの素材のように、
ブラインドの隙間から夜の情事を除く田中ジョージ(万年係長)|フリー写真素材ぱくたそ
権利承諾の上、だれでも利用可能な状態で配布されているのなら別ですけど、よっぽどのことが無い限り訴訟リスクがあります。
んで、この記事には、その画像を合法的に利用できると書かれています。更にトリミング加工してブログのアイキャッチに利用できるという事で、それらは倫理的に大丈夫なのかと考えてみました。
アマゾンからの返答と利用について
今回の件は、非常にグレーな部分が多いので僕の見解だけではなく、冒頭でもご紹介した
ぱくたそのリーガルアドバイザーのフバタロウさんの意見も混じえて、対談方式にしてお送りいたします。
まずは、上記問題点をアマゾン・アソシエイトにお問い合わせした所、下記の返答をいただくことができました。
当プログラムでは当プログラム上で作成出来るリンクをそのままご利用いただくようお願いしており、原則リンクの加工はお断りしております。
画像変更等を含むリンクの加工を行われた場合、紹介料が発生しない等の問題が発生いたしましても、当プログラムでは一切の責任を負いませんことを予めご了承ください。
※ 一部抜粋しています。
上記の返事が送られてきました。これならOK、NGだとか明言を避けているような返答でよくわからんですね。
Amazonは率直には答えかねているように見えますね。
適切に使えばAmazonとしては、さしたる損も得もないように思いますし、また合法であるとも思います。(商材写真なので)
Amazonで生成されたアフィURLをコピペして使用せず、自身で開発したサービス内部でアフィURLを生成して失敗しているのは、明らかにその人が悪いですよね?
そうですね!アマゾンアソシエイト公式を利用するのが通常ですからね。
写真検索さんを利用してAmazonのアフィURLを生成するのはいいけど、なんらかの誤動作によりうまく行かなかったら、「ウチ(Amazon)としては保証しないよ。クレームも困るよ」と言ってるにすぎないと思います。それが、”リンクの加工を行われた場合、紹介料が発生しない等の問題が発生いたしましても当プログラムでは一切の責任を負いませんこと”のアマゾンの返答ですかね。
他社が開発したサービスを利用するのは自己責任ですから当然ですね。
他のサービスで生成されたものに関して「うちは責任を持たないよ」ってニュアンスですね。まぁ、当然ですが。
「Amazonが」「この商品に対する」「このアフィID」と関連付けた「アフィURL」を(原則として)使ってねってことでしょうね。
何だか、転載と引用みたいな話ですね。
引用するならきちんと引用元を示さないと、それは転載と同じであるって感じ。
ええ、あくまでCD紹介とセットです。画像を使う場合はアフィリンクとセット…。
ふまえて、今回の問題となりそうな画像の件ですが、まずはアマゾンアソシエイト規約を確認してみます。
Amazon アソシエイト運営規約(アフィリエイト)
ここの第五条には、
乙のサイトに掲載される素材(一切の商品説明およびその他の商品関連の素材ならびに乙が特別リンクに含める、または関連付ける一切の情報を含む。)の制作および掲載、ならびにその正確性、完全性および適切性の確認。
甲の権利またはその他の個人もしくは企業の権利(著作権、商標、プライバシー、パブリシティー権、またはその他の知的財産権もしくは所有権を含む。)を侵害せず、これらに違反せず、またはこれらを不正流用しない方法にて、甲のコンテンツ、乙のサイト、および乙のサイト上またはサイト内における素材を使用すること。
っとのことで、これらクレームについては何らの責任も負いませんと明記されてます。クレームという表現の判断が難しいですね。基本的にはクレームがない範囲でアマゾンのアソシエイト画像を使いブログなどのアイキャッチで利用することは可能だと言うことでしょうか。
はい、画像自体は問題ないはずです。
ただトリミングはOKとか書いてありますけど…重要事項について書かれている部分のトリミングとかがあった場合は別だと思いますよ。そんな写真があるのかわかりませんがね。
あとは、Amazonのリソースを使う場合のことが書かれてますね…画像がAmazon置きっぱでどうかとかまあ、その辺はAmazonがどう思うかですよね…あと見る人も変な加工をするとヤバいのは当然ですからね…Amazonではあまり見かけませんが、ドロップシッピング系だと画像内に説明がふんだんに書いてあるので、それをトリミングしちゃうと…
クレームという表現から、記事の質まではアマゾンは関与しないけど、クレームがあるようなことはしないでね。ってところになるわけですか・・
本文との関係性はそれこそなかなか難しいところがあるのでなんとも言えませんが無関係に差し込まれる画像アフィ。少なくとも篠●涼子に触れるカタチで書かれた記事(これが商品との関係性が希薄なものにしろ、商品ありきの記事にしろ)、なんというか…あまり関係ない感じもします。
ただ、正直そんなブログ見たくないし…
同感です。そういうサイトが検索上位に来るとイラっときますね。
記事のフッターに、その記事と関連性のあるアフィリンクを貼るケースがあるのでそれくらいならいいと思いますが、女性のほうが目にとまるを利用して関係のない画像をアマゾンから引っ張ってくるのはなんともいえないです。とはいえ、2chまとめとか、ところどころ差し込まれているのでアレですけどね。
はい、そのような利用でもアマゾン側からは文句ないんでしょう。
例えば、ある芸能人の中傷記事(この時点で実は事実にしろ色々ありますが)にその映画のワンシーンの画像が使われていた場合、販売目的からは多少ずれるので芸能事務所から文句(クレーム)が出るかもしれませんね。
そういうの暴露系サイトに結構ありますね。w
少なくとも商材とわからないとキツいんじゃないかなーってのは個人的に思います。
中小企業のサイトを作ってるんだけどテキストだけでそっけないから、ちょっと作業服の男性が欲しいな…と「ゲームセンターCXの有●課長」を使ったら、僕だと普通にアウト判定しますね。そういうのって、有●課長の写真の下に「当社は技術力が自慢です」とか書いたりすると思うし。
商材写真であって、ブログ素材写真ではない…。どこに使うか。これが一番重要なところでしょうね。ユースケースを見てみないとなんともですけど。
法人でブログを運営しているところもありますしね・・・・
ネズミーマウスの画像を使って 「お電話待ってるよ!」 とか誰かチャレンジしてくれないですかね。
はい、アウトでしょう。ウエイトレスさんのシーン、社長のシーン、事務服のシーンを作品から分離して、完全に素材として使っちゃうのはどう見ても「ツッコミ待ち」でしょうね。
まとめると
・あくまで商材写真
・素材という表現は範囲が広すぎ
・URL作成サービスのURLはもちろん保証されない
なのでAmazonは保証はしないとか、ご自身の責任でとの返事になるのは当然かと、あとは、ブログパーツもあるのでリソースに関してはどの辺までおおらかなのかはわかりませんが…
胸が熱くなるようなお話、色々とありがとうございました。(‘A’)
まとめ
ぱくたそを運営していると色々と権利的なご相談がありまして、これはOK、あれはNG、っという線引が非常に難しいです。やはり多くの人にストレス無く利用していただくには、それなりの苦労があるわけですよ。
っというわけで、宣伝になりますが 芸能人の写真はありませんけど人物写真はすべてモデルリリース(肖像権利用の許諾)を取得していて安心なぱくたそをよろしくお願いいたします。
人物・モデルのフリー写真素材一覧 1ページ | 写真素材・商用無料(フリー)ぱくたそ/PAKUTASO
来週は美しいロシア人の写真素材をリリースする予定ですのよ。お楽しみにおしまい。(‘A’)ノ