GIGAZINEがまた人材募集!前回のブラックな求人から一転してニュースサイトらしい募集要項に
先月の末日にGIGAZINEさんから人材募集の求人記事がありまして、どうしても前回の内部事情が書かれたブラックな求人を思い出してしまうsusi-paku('A')です。
まぁ、今回の記事は至ってニュースサイトらしく、非常に共感する部分が多々あったのでまとめてみました。
【人材募集】GIGAZINEで世界を変えたい編集・記者を募集します - GIGAZINE
3.11 東北大震災で変化し改めて認識された情報配信のあり方。
今回のGIGAZINEさんの記事で特に取り上げられているのが、3.11でのニュースサイトのあり方ですね。
「事実を知り、確認し、発信して教えて広める」
「本当は何が起きたのかという事実を確認し、起きた事実が一体どのような意味を持っているのかを理解できるように説明し、必要な情報を発信して広める」
何だか当たり前のような内容の気がしますけれど、震災後数日間はツイッターなどから出回るデマ、ソース元を信頼しての流布など様々な情報の交錯っぷり凄かったですね。('A')
東北・関東大震災により中小・町工場の製造業に影響が出ています。横浜から今の現状を書いてみます。:susi-paku web
自分も震災数日後に書かせてもらった記事も今読み返せば
■ 受注の減少と発注のキャンセル
大手メーカーなどが操業停止になったことで、一部かもしれませんが発注が西日本へシフトしているとの事、発注事態がキャンセルになっているとのことを聞きました。関東地方では対応できないと解釈されている場合もあるそうです。
朝から仕事にならないので、国庫を飛び回っているとの事を聞くと胸が痛みます。
取引先の話や情報を鵜呑みにして書いた記事、実際に事実を確認したわけではないのでニュース記事としては危うい内容だと感じます。
んで、GIGAZINEではこのように書かれています。
事実確認・説明・情報流通というこのたった3つのことがどれほど難しいのかということを身をもって実感した人が、3.11以降のネット上ではかなり多いはずです。逆に、こう感じた人も多いはずです。事実の確認をする方法がわかり、何をどう説明すればわかってもらえるかがわかり、なおかつそういう正しい情報を広めることができれば、どれだけ多くの人が助かり、多くの人の役に立ち、そもそも今回のような事態は起きなかったのではないか?と。
確かに情報を配信する立場によって、情報流通の難しさ。受け手の人間によってはそれを善意と感じるか悪意と感じるかは十人十色であると思うわけです。
例えば、計画停電の備えについて書かれたコリスさんの記事。この記事が書かれた日は計画停電の最中であり、電池などが全く手に入らない状態だったので非常に有用な知恵をありがたいと感じたのですが、この記事のコメント欄には賛否両論が書き込まれているんですね。
これには違和感を覚えまして、そのスキルを持ち合わせた専門職の人間が語ればそれが正解であり 畑違いの人間が語ることは決して正解ではない事、その狭間で発生したのが ツイッターから広まった『拡散希望の情報をリツィートする → それがデマだった』 そんな気がするわけです。
己の立ち位置、立場を踏まえた上での意義を確認し流動的に修正していく事が今後の情報配信するメディアにとって重要である気がします。
GIGAZINEが求める人材について
言われたことをこなす「組織の部品」としての働き手を求めているわけではありません。自分がGIGAZINEを作っている、一緒に作りたいと考える仲間を募集しています。
まぁ、そうですわな。('A')
『サラリーマンにはなりたくない!』『自分は特別な人間なんだ』みたいなゲーム世代のリセット感覚では到底理解しがたい求人なんじゃないかなっと。
組織の部品というのは代替えが聞く働き手という意味であり、『100円で飲み物を買って来て欲しい』という注文で只100円の飲み物を買ってくるだけの人材は欲していないという意じゃないのかと思うわけです。
「ただその時間、そこにいることで給料をもらう」ことを否定はしません。こういうクリエイティブな仕事には向いていないだけであり、もっと単純作業につくべきというだけで、それは適材適所だと考えます。
自分もライン工のような仕事は絶対できないので、そこにいることで給料がもらえる仕事もまた能力じゃないかと思います。しかし、GIGAZINEが求めている人材は異なり例えるのなら
プラダを着た悪魔という映画で、エミリー役の仕事っぷりがまさにそうであり、『100円で飲み物を買って来て欲しい』という注文があれば、記事になるような飲み物が販売されているのかを確認し、買えるものであればレビューを申し出、さらには比較する商品も用意する。そんな常にアンテナを張れる人材なんかを募集しているんじゃないかと思う訳で、多少はプライベートに食い込む部分もあるかもしれません。ですが、そこにやりがいを見いだせる人 と書かれているように全てが時給換算する事できないやる気次第の業務なわけです。
それを踏まえて、記者として業務を行う為のスキルである。「国語」、入試で言うなら「小論文」、大学で言うなら「レポート」作成の能力が必須条件となっているんですね。
んま、いつも通り こんな人材いねーよ!ブラック過ぎなどと言われてるけども、個人的にはGIGAZINEで働けたらそれこそが本当のスキルな気もするのだよね。プラダを着た悪魔のEDも転職のシーンなんかあれこそが努力した人の勝ち組って感じだしね(観てない人すみません、見てね('A')
おまけ、
っとまぁ、GIGAZINE脳乙と言われそうな記事ですが 普段の記事では読めない編集長の考え方を拝読できるので好きなんだけども
今回の文中に使われている写真には違和感を感じるのよね。('A')
確かに世界を変えたいヒャッハーみたいな画像だね。
GIGAZINEのオフィスはこんな感じだよって感じるよね。
私たちと一緒に会社を大きくしよう!そして一歩を踏み出そう!みたいな画像だよね。
なぜに外人・・・写真のおかげで非常に胡散臭いサイトに感じちゃうよね。
自社を取材するように社内の撮影しないのかっと感じるわけです。
ツイッターのコメントでは絶賛写真の事を書かれてますね。
この写真を使ったのも前回の記事同様狙っておこなった求人記事なのかもしれないけれどね。('A')
募集期間は6月28日(火)~7月11日(月)23時59分までと来週の月曜日までとなってます。GIGAZINEで働きたい人はぜひあたって砕けてみてはいかがでしょうか('A')ノおしまい。