Googleが主催する子供を対象としたデザインコンテストの投票スタート!大人になって欠如した想像力をもう一度
今年で4回目!Google が主催する18歳未満の子ども達を対象としたデザインコンテストが開催されましたね。
ひとつのテーマの中、Googleのロゴデザインを自分なりに創造して創作し表現するという素晴らしい企画なわけでございまして、自分が子供の頃にこれが開催されていたらどんなに素敵な事だったのかとため息ながら作品を閲覧するんですが、中学生高学年や高校生レベルになればある程度狙った構図や緻密な線を利用して自分なりのデザインが出来ていたりと感心するんですけども、小学校低学年レベルの想像力は"大人になったら、これは狙って描けないわ"っという作品ばかりで、自分の欠如した想像力を改めて認識してしまいます。
ホーム - Doodle 4 Google「将来やってみたいこと」
自由な発想でのびのびと絵を描く楽しみ!
前回の表彰の様子などがまとめられた動画
意外とコンセプトはしっかりしているんだね。 "Doodle (ドゥードゥルと読みます)意味は「いたずら書き」" だけに自由度、気楽さを表現しその中にあるメッセージを大事にした作品が受賞している感じでしたね。('A')
2010年グランプリの作品、ちょっとごちゃごちゃしているけれど、すべて計算された配色とデザインは秀逸だね。
2009年グランプリの作品 まさにザ・日本っていう作品だね。
ハンガリーのグランプリ作品。やっぱり国が違うと筆感も変わってくるよね。
んで、個人的には小学1年から3年部門の作品が素晴らしく、他の部門(高学年)にいけばいくほど Google というロゴ自体をベースに制作している傾向だけども、この学年は自分の絵をベースにGoogleのロゴがあったみたいな表現なんよね。('A')だから統一性もなく、思った想像力で構成させていく 本当に素晴らしい作品が多々あると思うのです。
2010 年「地球のなかまたち」の受賞作品 - Doodle 4 Google「将来やってみたいこと」
自分が一番好きなお話があります。(どこかの番組でやってたんですが)
下の画像って何でしょう?
まぁ、誰がどう見ても 黒い点だし。黒い●ですわね。
これをホワイトボードに書き出して、幼稚園児に見せると何て声が返ってくると思います?
お月さんとか、サッカーボールとか 円形だけに丸を意識した回答を出す園児も素晴らしいけれど
『おかーさん』 とか 『お寿司』 とか、この黒い丸からそんな答えを返すんですよね。('A') もう、その創造力の違いって目視して固まってしまった大人には理解できない次元であり欠如した事実でもあるわけ、この柔軟さを忘れずに活動を行っている天才絵本作家、荒井良二さんの作品を見て 『あぅあぅ』しちゃうくらい衝撃が走った事なんですわね。
ただ、絵を見るだけという行為かもしれないけれどここまで深く見ると 本当に素晴らしい企画なんではないかと思うわけです。
子供心を常に忘れず創作活動を続けることが一番
この企画を考えた人(デニスホワン)からのアドバイスが素晴らしい
Doodle の歩み - Doodle 4 Google「将来やってみたいこと」
ホリデーロゴの企画を考えたデニスホワン氏から今回のDoodleへのアドバイスがつづられています。以下コピペ各文字の形を引き立たせるようなデザインを考えましょう。しかし、
このルールに縛られてクリエイティブな考えを無駄にしないように。
作成したデザインがどの媒体でいちばんいい形で表示されるか試してみましょう。( PC でもロゴを作成できます)。
デザインはあまり複雑にならないように。シンプルなデザインほどそのインパクトは大きくなるものです。
作品は Google のホームページに掲載されます。実際にどのように見えるのか考慮して作成しましょう。
色使いは大切です。白の背景も忘れないように注意してください。
商用の画像や著作物は使用しないように。
既成概念にとらわれないように。クラスメイトとは違った、全く新しいロゴを作るように心掛けましょう。
Google の文字の手前や奥のスペースは自由に利用してください。その場合、ロゴデザインの全体バランスを崩さないように注意してください。
とにかく楽しんでください。"Doodle 4 Google" で大切なことは、「創造性」そして「楽しみながら作品をつくる」ことです。
っという感じで、絵を描く時、デザインする時、それが仕事でもプライベートでもこういった事を念頭に制作活動するのも必要なんだろうなっと感じるわけです。
まぁ、とにかく楽しみながら作品をつくるというのは、それがたとえ絵でなくてもすべてに言える事なんよね。
んで、実際にホリデーロゴを書いている様子の動画だね。
自分がこれだと思った作品に投票してみよう。
全国から106626作品ものロゴが応募されたそうで、その中から自分が好きな絵を投票することができます。
投票ページ - Doodle 4 Google「将来やってみたいこと」
グランプリは11月下旬に1日だけGoogleのトップページのロゴになるそうです。('A')
もう、これだけでデザイナーとして将来を約束されたような感じがしますなw
っというわけで、こんな素敵なDoodle 4 Google にて、子供心をもう一度確認しながら投票を行ってみてはいかがでしょうか('A')ノおしまい。