Google砲!記念日ロゴ(ホリデーロゴ)の検索ワードで表示されるアドセンス広告の見積もりがすごいことに
世界の有名な記念日にGoogleのロゴが変化しちゃう記念日ロゴ(通称ホリデーロゴ)で、レスポールの記念日である6/9はトップページでギターが弾けるような細工が施されて、どこのサイトも『これすげぇー』と賑わっておりました。
【6/14追記しました】弾けるギターがいつでもプレイできるようになりました。
Les Paul's 96th Birthday
こんだけ騒がれる=アクセスがあるというわけで、これによって表示される検索ワードとアドセンス広告(見積もり)ってどうなのか気になったので調べてみました。('A')
ホリデーロゴをクリックすると検索されるワード・・・
さて、今回話題になったレスポールのホリデーロゴですか、html5を駆使した秀逸な作品となってます。
Googleのロゴがエレキギターの王道モデル「レスポール」に、マウスやキーボードで音を鳴らして演奏可能 - GIGAZINE
個人的にはMartha Graham - Google のロゴも好きでした。残像がかっこよかったんですね
こんな感じで不定期にGoogle先生のロゴが変化しまして、岡本太郎生誕100周年もロゴは変わってくれました。
んで、そのホリデーロゴをクリックすると 記念日に関連したワードがGoogle上で検索されます。
今回のレスポールであればレスポールという言葉が検索されるわけです。('A')
このギターのロゴをクリックすると、
検索でレスポールと入力された結果が表示されます。
ロゴをクリックすることで、そのロゴが何を示したロゴなのかが検索結果から理解できるので閲覧する側(利用する側)にとっては知識のひとつとして便利な感じです。
ホリデーロゴの検索ワードからの検索結果とアドセンス・広告
下記がレスポールで検索した結果の初日の状態です。
今回のホリデーロゴネタが上位表示されていますね。そして更に上段の広告部分にはレスポールギター入門SETという楽天市場に出店している店舗が表示されております。ちなみにサイドバーでは、
こんな形で、合計5社+1社が レスポールという言葉で広告を表示させていたわけです。
んで、数時間後の状態はこれ
上段に表示されていた広告とサイドバーで表示されていた広告が消えて、残り1枠のみとなります。('A')
んで、翌日の広告はこんな感じでばっさりと 広告が消え去ったわけでございます。
これが、本日の状態です。検索結果の値が4630000 → 5040000 まで増加しています。
キーワードツールを使った結果 Google AdWords: キーワード ツール ホリデーロゴが開催された日だけ数値が飛び上がっています。
トラフィックの見積もりが大変なことになってる Google砲
というわけで、さっそく検索ワードに対するクリック単価と一日の推定費用を見てみましょう。
まずは上記でも話題となった レスポールから。
ちょwwwww!月間検索ボリューム11万に対して、1日のクリック数3002、一日の推定費用371,638円とかになってます。
だから、数時間経過するごとに1日の予算を使い果たした広告が次々に消滅していったわけですな。
ちなみに、この検索ボリュームに対して 1日の推定費用が37万という金額に到達したのがどのくらいすごいか他のワードを例に出してみます。
レスポールといえば ギター というわけでギターの価格は
1日の推定費用¥22,314 検索ボリューム183万 1日の推定クリック数139 ギターより単価が高くなりました。おかしいだろこれw
ギターといえば けいおん という事で けいおんの価格は
1日の推定費用¥11,520 検索ボリューム183万 1日の推定クリック数62 とレスポールさんの完全勝利
とっても旬なワードとして、総選挙を行ったばかりのAKB48ではどうだろうか。。
1日の推定費用¥347,725 検索ボリューム274万 1日の推定クリック数2198 検索ボリューム274万のAKB48と肩を並べる結果になりました。
ちなみに高額なワードとしては、ダイエットなんかだと
1日の推定費用¥448,360 検索ボリューム183万 1日の推定クリック数2220 となっており、レスポールが1日で一気にダイエットの広告なみに高騰したわけです。すげーね。
今回のGoogle砲のまとめ。
Y!砲にちなんで Google 砲という名前をつけさせてもらったんですが、上記の事柄がすべてなら色々問題があるような気もするし 他のビジネスとして流行る可能性もあるよね。
まず、今回 ホリデーロゴをクリックして表示された検索されたワードから 表示されるスポンサー広告なんだけども この検索ワードって検索する側はレスポールという言葉が入用で調べているわけでなくクリックされる広告主としては商品を購入してくれる意志が低いユーザーがクリックしてくるという感じなのだと思うのだよ。('A')
それで、こんなに広告費用を支払わなくてはならなくなるとかアホくさいわけです。どうなんでしょうかねこれ、
あとね。ライバル・競合他社のアドセンス広告をクリックしまくって広告宣伝費用を圧迫させるという手法もあるそうですしね・・・
んで、逆の観点から考えてみると 相当な広告宣伝にもなるわけです。平均クリック単価が低いホリデーロゴの検索ワードが検出された場合、自社をPRする為にあえてその検索ワードを利用して誘導するなんか使えるよね。 例えば今回のレスポールを売りにした 街金とかなら。 『けいおんでも話題のレスポールが買えない!10分審査で50万まで!』 みたいな感じで誘導することもできるよね。確か金融関係のワードはクリック単価も高くなるから こういったGoogle砲を活用すると以外にも成果はあがっちゃうかもしれんよね。('A')
っというわけで、ここ数日気になっていたホリデーロゴ(記念ロゴ)とアドセンスの関係でございました。あくまでも個人で調査しているので間違いがあったら指摘ください('A') おしまい。