赤と白のストライプで有名なグッズを「ブログで紹介したい」とアドセンスサポートに電話してみました。

tengabig

赤と白のストライプを見ると「ウォーリィー」を探したくなるよね。
「ぐわし」で有名な楳図かずお氏も思い浮かべちゃうよね。

今回はそんなストライプカラーの大人のたしなみ的アイテム(以下、グッズと呼称します)をブログで紹介しようとした場合、アドセンスユーザーはモロにアカウント停止(アボセンス)されてしまうのか、Google中の人に聞いてみたというお話です。

グッズをブログで紹介したい!

大川さんがキャンプファイヤーで資金を募集したり、ぱくたそを公式ツイッターが拡散してくださったり、なにかと良く登場(お世話に)になっている赤と白のグッズ様。

アダルト指定で販売されているECサイトもあれば、家具雑貨類の中で普通に販売されていたりするので、「別な使い方もあるの?」と考えさせられますが、公式サイトの入口は"18才未満はこちら"なので、おもいきりアダルト指定な感じです。そんなグッズをアドセンス広告付きのブログで紹介する場合、商品の性質上、ポリシー違反として警告(または停止処分)を受ける可能性があります。

AdSense プログラム ポリシー

アカウント停止は怖い・・

しかし、知って知らずかまたは、単に通報されていないだけなのか、ブログ(アドセンス付き)でグッズ(画像付き)を紹介しているサイトをたまに見かけます。まぁ、そもそも鯖側でアダルトを禁止しているところは多いはずなのだけどもね。当然、この記事も実にギリギリです。

といっても、大川さん経由で登場する事も多いので、"きちんとした形でグッズをブログで紹介する方法はあるのか!?"っと、むしろどのような形であれば記事にできるのか、アドセンスのサポートを利用して聞いてみることにしました。

サポートを使ってみた

一定のアドセンス収入があると個別に対応してくれるんですね。('A') アフィリで生活している人にとっては嬉しいサポートです。
AdSenseチームからメールサポートを受ける方法


そんなわけで、下記の質問をしてみました。

「グッズをブログで紹介(取り扱いたい)と考えております。(中略)規約違反に抵触する表現は一切ない記事ということを前提に下記のケースは違反かどうか教えてください。


1、グッズの正式商品名をブログに記載する
2、避妊具など、医学的な呼称で紹介する。
3、amazonや楽天のアフィリエイトでグッズ商品を貼る。
4、例のアレはこちら、のように表現し、リンク先はグッズの公式サイトを指定する
5、一部伏せ字で表現する。
6、モザイクをかける(画像)


上記の内容を恥じらいもなくフォームで入力しましたところ、「詳細をお電話にてお話させていただきたい」と連絡がありました。

電話サポートで話した。

google先生が個人のアフィリエイターごときに電話サポートしてくれるとかいい時代になったものだと思いながら、おいおい、担当者女性かよ!ついでに新発売されたばかりの"スキンケアのように利用する"やつも聞いてみるかっと妄想しながら正座待機。('A')

「ご連絡頂いた商品についてご連絡申し上げます。」

っとの声を聞いただけでファビョってしまったわけですが、回答は意外とあっさり。

コンテンツに関しましては、投稿内容だけでなく、利用いただく言葉や表現においても子供の前でも使える表現であるか考慮してくださいますようお願い致します。ユーザー様によってもコンテンツの捉え方が異なりますので、全てのユーザー様から見ても、アダルトと認識されないような言葉などをご利用いただく事をお勧め致します。


終始上記の対応でした。特定商品ごとに対応することができないのでしょうね。ちょっと抽象的すぎる気もしますが、ぱくたそのお問い合わせも同じように返事している自分がいるので仕方ない。

一応、個別に1~6までの事を聞きました。

1、グッズの正式商品名をブログに記載する

商品名の認知度に関わらず、子供の前で使える表現であるか考慮してくださいとのことです。限りなくアウトのようです。

2、避妊具など、医学的な呼称で紹介する。

実際に、エイズ等が拡大している地域では生理用品として利用されているらしいので、そのような記事で商品を紹介してもいいのかと聞いたところ、医学的見地で書かれた内容でも性行為に関する項目の禁止「アダルトまたは成人向けコンテンツの中には、 性機能向上、性行為のヒントやアドバイスなどの話題が含まれる場合が あります。」に抵触する可能性があるのでお勧めしません。こちらも限りなくアウトっぽいです。

3、amazonや楽天のアフィリエイトでグッズ商品を貼る。

商品がアダルト指定されている物をASPから貼るのは完全にアウトだそうです。水着程度でもNGが出るのだからグッズは高確率でアウトな気もしますね。
水着画像があるサイトにGoogle AdSenseは貼れるのか?審査基準は「自分の子供が見ても恥ずかしくないサイトならオk」
Adsenseサイトに水着画像やフィギュアを載せても良い?
 

4、例のアレはこちら、のように表現し、リンク先をグッズの公式サイトを指定する

商品名を掲載せず、"こちら"などと表記して、リンク先をグッズ公式サイトに指定する場合も聞いてみました。アダルトと認識されないような言葉ではありますが、結局としてアダルトサイトへリンクする事で同等の意味を持つので、禁止事項に抵触する可能性があるのでお勧めしません。っとのことでした。

youtube の規約違反動画をサイトに貼ったままの状態でいると、アドセンスの規約違反になるらしいので似たような感じなのかなっ。

5、一部伏せ字で表現する。

"アダルトと認識されないような言葉"という事で、今回はグッズと呼称していますが、これはもちろんコンテンツの内容からアダルトとして認識されるようであればアウトなわけです。一部伏字にしても、"利用いただく言葉や表現においても"という前提がある以上、注意は必要とのことです。

6、モザイクをかける(画像)

コンテンツがアダルトと全く関係の無い中に、アイキャッチ程度に未加工の画像を挿入する場合はOKかと聞いたところ。子供の前でも使える表現であるか考慮してください。との事で、限りなくアウトっぽいです。また、画像がアダルトとして認識されないレベルまで画像処理(モザイクやボカシ)すれば使っても良いという事ではなく、ユーザー様によってもコンテンツの捉え方が違うので、禁止事項に抵触する可能性があるのでお勧めしません。だそうです。

まとめ


というわけで、サポートから「使ってもいいお!」という確約は取れませんでした。OKを出して前例を作ってしまうわけにはいきませんし、かと言ってガチガチに固めすぎると魔女狩りが続出しそうですし、曖昧な このような一般常識の範囲という表現にしているのでしょう。あと、ひとつだけ良い事を教えてもらいました。

そのような"抵触するかもしれないコンテンツ"の場合、事前にサポートへ連絡していただければ審査する事ができます。とのことです。某所さんが「とあるサイトで作ったったwww」っというグッズを販売するショップページを公開されていて、アドセンスがモロに貼られているので今後の行方を捕捉しております。

さて、結構デリケートな内容なのにソースが意外と少なかったので勇気を出してブログを書いてみました。今回の電話やりとりについて、ブログ公開の許可をしてくださったサポート担当の方、本当にありがとうございました。('A')ノおしまい。