電子タバコ(煙草)に有害物質が!?吸っているリキッドは安心安全なのか、
11月27日に厚労省が「電子タバコは危険」ではないかと対策委員会が本格的に議論し、各ニュースメディアで取り上げられておりました。
国内で入手したニコチンを含まない3製品の蒸気を調べた結果を報告。2製品から発がん性物質ホルムアルデヒドが多く検出され、うち1製品は紙巻きたばこの煙の10倍以上だった
電子たばこ「発がん性物質含まれる」 厚労省専門委:朝日新聞デジタル
「おいおい、、まじかよ・・・。自分の持っている電子タバコは大丈夫かな?」
っとなりまして、ぱくたそに商品を提供していただいたフレンバー社の中の人にお話を聞いてみました。(‘A’)
追記:2015/2/4に続きを書きました。
電子タバコ屋が有害発表の影響で閉店ラッシュ!?厚労省の輸入制限が厳しくて困ってるらしい・・を書きました。
登場人物の紹介
Facebookにて、メッセージのやり取りをさせていただきました。
株式会社フレンバー 商品開発担当さん
フレンバーの商品開発・管理・販売を担当している、フレンバーの中の人。
すしぱくさん
最近、「ブロガー」と呼ばれると喜ぶことがわかりました。まだ、横浜で消耗しております。
ちなみに、当時は超ヘビースモーカーでございました。参考↓
1日4箱ヘビースモーカーだった自分がタバコをやめて3年半、禁煙と今になって思い返す事などまとめ
電子タバコって理解している人は、少ない気がする。
電子タバコって、海外だと「ニコチン入り」で販売しているのが普通なんですよね?
まず日本でいう「煙草」というのは「たばこ事業法」に該当する商品で、タバコ属の植物をたばこと言います。ニコチン入り=タバコという見解で正しいです。そして電子タバコは米国で流行り、米国ではニコチン入りのリキッドを注入し電子タバコを利用しています。
なるほど、つまり電子タバコ=タバコなんですね。ニ●レットみたいなもんですね。
現にJTが電子タバコを販売しております。
プルームっていう葉っぱカードリッジ式のやつです。
んで、今回の「電子タバコは有害」情報がニュースになっていますけれども、どういう事なんですか?大丈夫なんです?
日本ではニコチンの輸入・販売は規制があります。(厚労省他にご確認ください)、日本で電子タバコと銘を打って販売している小売店様も、中に入れるリキッド(液体)はニコチンフリーとなってます。つまりタバコよりも身体に害はなく安全と言われていました。
喫煙しているのと同じ物なら最初から吸っていないですしね。あくまでも香りを楽しむ程度の物として、水蒸気を吸っているだけという認識です。それが、安全ではなく発がん性物質とかの有害性があったという事ですよね?
そうです。
まじかよ・・・
ってことは、詰替え用のリキッド自体が煙を出す成分に有害物質混入しているってわけ?ニュース読むとホルムアルデヒドとか混入しているみたいですが・・・
ホルムアルデヒド - Wikipedia
日本で売られている電子タバコ用リキッドは全てと言っていいくらい海外産になります。製造地が日本ではないので、日本の薬事法とは異なり有害性のあるリキッドがあっても不思議ではありません。
やっぱそうなんですねー。
ドン●ーとかで 1リキッド格安で売っているやつとかみたことがあります。メーカー名を名指した味のやつ、セブ●スターとかマ●ボロ、あとはレッ●ブル味とか
どれが本当に大丈夫なやつなのかわからんのよね。
各メーカー名を銘打ってる商品は成分以前に商標や著作権的にどうなのかとは思いますが(笑)
ワロス
正直海外産のものは購入を控えるのが一番だと思います。
安易に飛びつかなくてよかたー、失礼ですがフレンバーさんから提供していただいたリキッドは大丈夫なんですか?
Amazon.co.jp: フレンバー リキッド
弊社では日本国内で製造・開発をおこなっておりSDS(安全データシート)や日本国産証明書もあるので、安心して利用できます。
そもそもフレンバーは電子タバコではありません。フレンバーはあくまで「フレーバーとテイストを楽しむ新しいライフスタイルの提案」をコンセプトであり、
喫煙者に対してタバコの代わりに利用、または禁煙目的での利用を推進しておりません。
冒頭で言っていたタバコの定義ってやつですね。なんかステマっぽいですねw
ステマw まぁ、海外の粗悪品と一緒にされたくないので、ここは強調させていただきたいです。
現にフレンバーではタバコを吸ったことのない非喫煙者様にも愛用頂いております。
んじゃ、A8のリンク使っておこうw
THE Frienbr SHOP ザ・フレンバー・ショップ
モデルの今村涼さんキレイですね!(ぱくたそのモデルやらないかなー)
ありがとうございます。ぱくたそのモデルもキレイな方多いですよ!
話がそれましたが、フレンバーは安心なのはわかりました!
ですが、フレンバーのリキッドだけだと種類も限られてるので、他社商品を購入する時に安全の基準ってあるんですか?
海外産は基本気をつけた方が良いと思います・・・(製造元が責任を取れないので)
??
でも日本産って言ってて実は海外産でしたっていうパターンありますよね?昨今の日本では産地ってデリケートな問題ですし・・・
弊社独自の見解ですが「他社ブランドを利用している」「ラベルやパッケージが英語」「容器は10ml」「能書がなく販売元が明記されていない」というのは海外産だと思います。
10ml容器は海外産なんですか?
10ml容器って日本の容器メーカーで取扱がないんですよね。特注で依頼しないと作れないので、必ず・・・というわけではありませんが、高い確率で海外産だと思います。
へぇー、ひとつの目安にします。
じゃあ購入する時に不安に感じたらSDSの有無を確認すれば良いんですね。
調べる手間はかかりますが、間違いないです。
あと、リキッドってAmazonや楽天市場でも手軽に買えますよね。あれって特に審査なく販売されているんですか?モールに出てるというのも判断基準になるのかなっと?
Amazonの場合はフルフィルメントサービス、いわゆるAmazonプライムに対応している商品だったら。
「Amazonが発送します」ってヤツですね!
そうです(笑)商品の出品審査があるので、小売店様からの直送は審査がないですが、プライム対応商品はAmazonが承認しているという事です。
アマゾンの規約には、成分を審査しているという表記が公式にはありませんが、弊社は求められ成分表は提出しています。
要するに何がいいたいかいと言うと、
「露店に売ってる商品は不安」
「大手量販店で売ってたら安心する」
っというのと同じです。
景品表示法云々は関係ないとは思いますが、そのように判断して頂ければ幸いです。
ちなみにフレンバーのストロングメンソールはAmazonの電子タバコ用リキッドカテゴリでベストセラーです(ドヤァ
記事に書くので100個ください。
ちょwwww
とはいえAmazonのフルフィルメント、審査すり抜けて掲載されている商品もあるみたいです。 Amazonの基準・条件を満たしていない審査漏れっていうケースですね・・・。
ぐぬぬ、販売元をしっかり確認しとく必要がありますね。
楽天市場も同じですか?
弊社楽天市場は出店していないので、なんとも言えませんが、見た感じ怪しいリキッドもあるので、楽天市場だから安心というのはないと思います。出店審査と出品審査は別物ですからね・・・
話は変わりますが、今後の厚労省の動きとしてはどういうのを期待しますか?
有害性のあるリキッドはどんどん規制していくべきだと思います。品質に問題のないリキッドだけ販売できる様に法整備されるのが理想ですね。
そりゃそうですね。
もちろん、法規制されてもフレンバーは大丈夫なんですよね?
フレンバーは今年頭に既に厚労省に問い合わせし、厚労省の指示で東京福祉保健局に行き、アトマイザーとリキッドを提出し商品の安全性・問題性について確認して頂きました。結果、販売しても良いと太鼓判を頂いてます。
ほほー
なるほど、儲かっているわけですね。
しかし国も「電子タバコ」というジャンルは扱いが難しいと思います。
フレンバーも国から見たら大カテゴリで電子タバコに該当すると思いますし・・・。
ニコチンもないし、成分も問題ないのにね。やっぱり禁煙アイテムという認識が強いのかもしれませんね。あと個人的に気になったのは、有害物質を含んだものを自分だけが使うのならいいけれど 水蒸気を出すことで他者・他所にも迷惑をかけるのだから質が悪いよね。
タバコは厚労省だけではなく、たばこ事業法は財務省、SDSは経済産業省と、色んな省庁が絡んでますので・・・電子タバコはNGだけどフレンバーはOKという風になるのが理想ですね。
【追記しました】
タムカイズムさん からのご質問
僕も気になってたのですが、「ニコチンを含まない3製品の蒸気を調べた結果」2製品で発ガン性のホルムアルデヒドが出たっていうのは、2製品のグリセリンだか何かが粗悪だったからなんでしょうか?
グリセリン以外にどういう成分が入っていたか、そもそも何のリキッドを検証したのか公表されていないので(2014.11.28、現在)、なんとも言えませんがグリセリンの可能性が高いという見解です。海外(国内でも一部いる)では工場で生産せず、薬局などでグリセリン買って素人が配合して売ったりしており、ヘビーユーザーは「それがカッケー的なマイルドな思考」を持っています。 個人配合も大量生産し卸したりしています。
そうすると薬事法には触れなくても、配合量が偏って有害性が高いリキッドになると思います。
Amazon.co.jp: フレンバー リキッド
開発裏側ですが、「もっと◯◯してくれ」とお願いしても、断られてしまいます。 過去に起きたカ●ボウの件で、各企業とも敏感になっており、有害性の排除を徹底的にやってます。しかし有害性をゼロにはできません。 マク●ナルドとかコンビニの弁当とかは防腐剤使ったりして、有害物質は盛りだくさんです。 しかし危険という風に厚労省は判断していません。
今なぜ問題提起されてしまっているかという背景では、 「電子タバコはタバコより健康」みたいに売り出しているケースが多いので、 厚労省「いやいやタバコより健康って勝手に決めちゃだめです!」的な感じになってるのです。
おわりに、
というわけで、朝から気になって電子タバコのことを聞いてみました。フレンバーさんありがとうございます。
自分が使っている物から有害物質のニュースが登場したら心配になりますよね。('A') 気になったら調べる。ただこれだけで良い知識が身につく、いいことです。おしまい
電子タバコ屋が有害発表の影響で閉店ラッシュ!?厚労省の輸入制限が厳しくて困ってるらしい・・を書きました。
追記:2015.2/4に変更しました。
・ニコチンの輸入・販売は規制があります。(厚労省他にご確認ください)に変更しました。
・グリセリンについては、(2014.11.28現在)を追加しました。