GPUマイニング向けのマザーボードが登場! オススメの機種は、
とにかく電源だけは一番いいやつをくれ → GPUマイニングでは命とも呼ばれる電源! 最高性能(80PLUS Titanium)を使ってみる のお次はマザーボードの紹介です。
最近になって仮想通貨のGPUマイニング向けに作られたマザーボードが登場し始めてきています。なかなかの売れ行きでどこも品切れ状態で笑えます。オークションサイトでは倍の値段でもザクザク売れていたので、業者さんは狙い時なのかもしれません。
このブームがいつまで続くかわかりませんが、BTCの8/1のフォーク問題次第で市場への流通が期待できそうですかね。それでは、ベースとなるマザーボードを紹介していきたいと思います。
2017.8.14 追記しました。
更にBTC専用のマザーボードとそのセッティング方法をまとめました。新しい機種なども紹介しています。
GPUマイニング向けのマザーボードが登場! オススメの機種は、
PCIeスロットの数が重要!
マイニング(採掘)するには、GPUスロットの数が重要。グラフィックボードに何枚させるかで、採掘できる量(儲かる金額)が変わってきます。
効率についてはGPUの紹介でおいおい説明しますが、自機のGPUハッシュパワーをシュミレートできるサイトがあります。
Ethereum Mining Profitability Calculator
これ、JPY表記もあったら最高ですけども、ドル換算となっております。
とにかく、1台のマザーボードに複数のGPUを搭載することができれば、効率も変わってくるわけです。搭載できなければ、もう一台作らないといけませんしね。ですので、PCIeが何個ついているのか確認です。(下で詳しく紹介します)
次に、マザーを選ぶ時に重要なのが、搭載するCPUの種類です。
今なら、AMDのRyzenとIntelのCeleronですね。
AMDといえばRadeon(グラフィックボード)なので、Ryzenとの相性の良さも抜群。CPUパワーも高性能な割に省電力をうたっています。とはいえ、価格が高く2017年7月現在で一番安いモデルでも1.9万します。
CPUを使ってマイニングすることもできますが、試しにオーバークロックした i7 で行っても2世代前のGPUより速度がでませんでした。GPUマイニングが基本なので、OSが動けばいいし、高性能なRyzenはコスパが悪く、買うならIntelマザーの最安Celeronがオススメです。
4000円前後で購入できますサイコー。LGA1151 のものなら、これから紹介するマザーで利用可能です。ちなみに付属のリテールファンでも問題ありませんが、少しでも静音にしたいのならファンレスのでっかいやつを着けてもいいかも。(GPUファンがうるさいから意味ないけど)
PCIeスロットの種類と利用について
通常ゲームする程度のレベルなら PCIeスロットx16に1つあれば十分で、SLIで2スロットという構成でしょうか。GPUマイニングでは違います。とにかくPCIeがあれば、あるだけ取り付けるという概念です。
しかし、PCIeには、x16 と x1 とサイズが異なり、PCIe x1には通常のGPUを刺すことができない為、別売りのライザーカードを購入する必要があります。
まずこれが、そのままグラフィックボードを挿せる PCI-Express 3.0 ×16のスロットです。
次にこちらが、x1 のPICeスロットです。刺す口が小さいため
このようにライザーカードのケーブルを刺して利用します。ちなみにx16に直付けする場合、
このように他のスロットと干渉してしまう可能性があります。
そのような対策として延長変換ケーブルも販売されています。(安価なものにご注意ください)
マイニング向けのオススメマザーボードの紹介
採掘向けのマザーボードは、出れば即完売するくらい人気なので、いつの間に3台くらい買ってました泣きたいです。TBC 250のみ設定が特殊でしたが、それらを含めていくつか紹介します。
ASUS PRIME Z270-A
公式サイト:https://www.asus.com/jp/Motherboards/PRIME-Z270-A/
ASUSから出ている PCIe 3.0 x16×3、PCIe 3.0 x1×4 と7スロット刺しできるマザーボードです。マイナー太郎さんもオススメしていて購入しようか迷いました。価格は2.2万円と少し高かったのと7枚差しにするなら、もう一台作ったほうが怖くないと思い僕は、以下のマザーを購入しました。
ASRock のZ270 Ex4
3 PCIe 3.0 x 16, 3 PCIe 3.0 x1 の6スロット構成です。どうでもいいですが、D-sub が付いているところに心をうたれました。発売日は上で紹介したZ270-Aと同じ時期で、価格は1.8万円と安めです。電源挿入時にカラフルに光るのが嫌じゃない方、リグで楽しみたい方にはいいんじゃないでしょうか。
x16のスロットが3つあるので、ライーザーカードを別途購入したり、特別な設定をしなくてもマイニングスタートできるので、初心者にはオススメかもしれませんね。いきなり複数台構成とかハードルが高いでしょうしね。
後ほど紹介する、変態マザーH110を作っているAsRockということで、人柱的に使ってみます。
BIOSTAR TB250-BTC
1×PCI-E x16 3.0、5 x PCI-E x1 3.0 という6スロット構成のBTCに特化したマザーボード。TB350という製品もありますが、こちらはAMDのRyzen用なので注意してください。
ライザーケーブルの延長を刺すと下のスロットが使えるようになります。便利ですね。
さて、このTB250には、BIOSのMining Mode を設定することができます。省電力化にも繋がるとのことですが、設定には一曲ありますので注意してください。
公式から最新のBiosを落として PEX16_1 x1 Gen1をGen2 で設定後、Max TOLUD を最大値(3.5GB)に変更、その後、各PEX1_1 ~PEX1_5 までのスロットをすべてGen2 に変更して enable すればOK。設定にかなり時間を要してしまったのと、起動しなくなる(Biosさえ見えなくなる)状態でショートしたのかビクビクしてました。
さくっとマイニングされる方は、素直にZ270のマザーで空いた時間にマイニングをするのがオススメです。
H110 PRO BTC+
PCIe が13枚刺せるという採掘専用の変態マザーボードです。価格も安く、今後発売されるマイニング専用のGPUが出たら試してみようかと購入してみました。価格もリーズナブルです(どこも品薄が続いているみたいですが)
このマザーボードのは下記にてレビューしています。
低電力GPUを8台載せてマイニング(採掘)してみた!「H110 PRO BTC+」レビュー|すしぱくの楽しければいいのです。
以上、マイニング用に購入したオススメマザーボードの紹介でした。もしかしたらTB250放出するかもしれないので、ほしい人いたらメッセください。
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